症例写真です。単純性血管腫(赤あざ) Vbeam×1回 20歳代後半の女性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、単純性血管腫のレーザー治療について触れて見たいと思います。

患者さんは、20歳代後半の女性の方で、上腕に硬貨大の大きさの単純性血管腫と呼ばれる赤あざが認められました。
Vビームという、ダイ・レーザーが効果的ですので、テープ麻酔のペンレスを15分間貼った後、レーザー治療を開始致しました。

レーザー治療後3ヶ月経過した状態が、二枚目の写真です。
8~9割程度改善しているかと思います。

2016年12月13日 に、二回目のレーザー治療を行いました。
この後の写真はございませんが、ほぼ取り切れているのではないかと考えています。

 治療前  2016年9月13日



                           


 治療後  2016年12月13日

IMG_0891-blg2.jpg

この患者さんの場合、血管腫の表面が小さな点状のポツポツが見て取れます。
これは、病変が表皮のごく浅いところにあることを示しております。

浅いところにあるので、レーザーに対する反応が良好です。
この方も、1~2回と言う少ない治療回数で治療が完了しております。

ところで、赤あざのレーザー治療に関して明るいお知らせがございます。
当院に健康保険対応の新しいVビームⅡが導入されました!

Vビームでも相当効果が高い治療ができるのですが、さらに上位バージョンのVビームⅡを使用すれば
、病変が皮膚の深部にあって、血管の太さが大きな病変にも対応できるようになります。

しかも、これまでVビーム治療を受けてこられた患者さんも新規の患者さんも、健康保険でVビームⅡの治療を
受けて頂けるようになりました!

これからも、赤あざのレーザー治療に関して、果敢に攻めて行きたいと意気込んでおります。

それでは、また!

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注入療法;ジュビダーム・ビスタについて ~ボリューマXCが新発売になりました~

前回は、東京で3月に開催されましたアラガン社の講習会参加について触れました。
今回は、その内容について書いてみたいと思います。

まず、一枚目のイラストですが、老化について一目で分かる形状の変化が示されております。

①恐ろしいことですが、骨格が溶けて吸収され損失しています。さらに、後退しているんですよ!
②次に、皮下脂肪が減少して薄くなり、さらに下垂してたるみが生じています。
③筋肉は、部分的に肥大し盛り上がって、柔軟性が失われて硬くなり拘縮(ひきつれ)が起こっています。
④皮膚は、薄くなり伸びて下垂しています。かつ、弾力性が失われてしわの多い潤いの少ない皮膚に劣化してしまっています。

アラガン注入blg1

以上、老化のメカニズムについて端的に述べてみましたが、実に恐ろしい響きが感じられてなりません。
骨が溶けて吸収されるとか、骨自体が重力に引っ張られて下垂するとか・・・。
実は、ひと昔前(ほんの10年か15年前)までは、老化による顔面の骨変化については、それほど注目されておられませんでした

まず、オープニングでこのイラスト写真をお示ししたのには理由があります。
それは、ずばり老化によるしわやたるみに対して、しわそのものに着目しているだけでは、もはや不十分だと言うことを自分自身思い知らされということを、まず皆様にお話ししておきたかったからです。

次の棒グラフですが、美容治療を求められた患者さんの中でアラガン社が行ったアンケート調査の結果が記されています。
一番多い訴えが、キメ・毛穴の開き・くすみ・しみと言った症状です。
2番目が法令線が気になる・浅くしたいという訴えです。
3番目が目の下のクマですね。これには、くぼみや色素沈着の両方が含まれるかと思います。
4番目が顔の輪郭→つまりは頬のくぼみやたるみが含まれているかと思います。
5番目がずばり頬のたるみですね。
6番目以降は、目じりのしわ(カラスの足跡)と眉間のたてジワ、2重アゴと口周りのしわと続きます。

アンケートblg1


それで、次の円グラフについての説明ですが、加齢に伴って骨量が体も顔も減少することをご存知でしたか?
という質問です。
そして、骨量の減少が、しわやたるみの原因であることを知っておられましたか?
という質問が続きます。

回答は、NOと言われた方が7割前後もいらっしゃって、しわ・たるみの原因が骨量の減少であると
気付いておられない方がほとんどでした、という内容を示しています。

アンケートblg2

そこで、治療法と治療材料の説明となります。
減少した骨量を補うことが大事で、その材料となるのが、ボリューマXCという新しいヒアルロン酸と言うことになります。

ボリューマblg2
ボリューマblg3

下図のように減少した骨量を補うべき部位がポイントごとにアルファベットと数字で表記されております。
①こめかみ部分
②頬骨部分
③法令線部分
④マリオネットライン部分
⑤下あご部分
⑥下唇の下方部分
と言う風に、効果的な注入部位を非常に細かく設定がなされています。
cは、chin(下あご)
chは、cheek(頬)
eは、eyebrow(眉毛)
tは、temporal(側頭部)
nlは、nasolabial fold(鼻唇溝=法令線)
mは、marionette line(マリオネット・ライン)
のそれぞれ略号です。

施術部位blg


今回の東京での講習会は、2回目となりますが、口周りの注入を特に念入りに行う必要があると言う内容でした。
ディマイオ先生というアルゼンチンの先生が、講師役で、英語と日本語の同時通訳で講演が行われました。

そのディマイオ先生ですが、口周り特に下あごの周囲を念入りにfaundationして下さい、ということを強く訴えておられました。
恐らく、患者さん本人だけでなく施術ドクター自身も骨量の減少分を低く見積もっていることを懸念されておられたのだと思います。

ディマイオ先生は、口周りだけで3~6本のボリューマXCが必要だと仰っておられました。
事実、それだけの注入を行いますと、口周りのハリが出て10年~20年前はそうだったんだろうなと言う顔貌を取り戻されている感じが致しました。

イラストは、6-point Chin という名前で、6箇所に付き念入りに注入を行い、かつての瑞々しさとハリを再現できる魔法のテクニックが披露されています。

下顎部blg


ここからは、実際の症例写真となります。
ディマイオ先生がお示しになられた注入ポイントを、的確に行った方の術前後の写真です。

改善ポイントは、
①法令線が浅くなっています。
②マリオネット・ラインが浅くなっています。
③アゴ先が、シュッと前に出ています。
④頬の下あたり(下顎角部分)のくぼみが改善しています。
⑤頬骨辺りがハリが出て、全体的に丸みを帯びています。
⑥不整を来していた輪郭が、綺麗に整っています。
⑦こめかみのくぼみがふっくらとして、丸みを帯びています。
⑧目の下のくぼみが改善して、ふっくらと丸みを帯びています。
と言った、感じでしょうか?

ジュビダームビスタ症例blg1

お二人目の方ですね。
改善ポイントは、
①法令線が浅くなっています。
②両頬がのラインが、シュッと細くなって引き締まっています。
③口周りのハリが出て、マリオネットラインが消えています。
④アゴ先が、シュッとスマートになっています。
⑤横顔の輪郭が整い、綺麗な一本のラインを形成しています。
⑥下顎のたるみが取れて、2重アゴが改善しています。
⑦両頬が引きあがり、ハリのある丸みを帯びた頬となっています。

ジュビダームビスタ症例blg2


次に3人目の方ですが、改善ポイントは、
①法令線が浅くなって、部分的に消えてまっ平らになっています。
②マリオネットラインが、浅くなっています。
③両頬が高くなって張りが出ています。
④あごの辺りが引き締まり、シャープになっています。
⑤アゴ先が、シャープになり前にシュッと出ています。
⑥口周りのハリが出て、特に下唇の下の横一線のくぼみが消えて平らになっています。
⑦フェイスラインの不整が整って綺麗な一本の輪郭となっています。
⑧頬の下あたりのたるんだ皮膚が上に引き上げられたるみが減少しています。
と言った感じでしょうか?

ジュビダームビスタ症例blg3


最後に、4人目の方です。
改善ポイントですが、
①輪郭部分が少し改善しています。
②頬の真ん中辺りが高くなっています。
③法令線とマリオネット・ラインはあまり改善してないですね・・・。
④下顎~首にかけてのたるみが、少し少なくなっています。
⑤下まぶたのくぼみが、少し浅くなっています。
⑥全体的に改善度合いが小さいように思います。
⑦注入した量にもよりますが、もっと劇的に改善した写真をご覧に入れたいと思いますが、
皮膚の性情や骨格・余剰皮膚の多寡・皮下組織の多い少ないにより、この方のように結果が出にくい方が、
ごく一部ではございますが、いらっしゃるのはいらっしゃいますね・・・。

ジュミダームビスタ症例blg4

今回は、ヒアルロン酸のニューフェイス、ボリューマXCを用いたリフトアップとしわ治療について、その目的と原理について
イラストをご覧に入れながら説明させていただきました。

使用しました症例写真は、アラガン社提供の写真で、北里大学形成外科の佐藤英明先生が施術されたものです。
この場を借りて、アラガン社と佐藤先生に謝意を示したいと思います。
貴重な症例写真をご提供くださいまして、誠に有難うございました!

それでは、また!

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3月20日 アラガン勉強会(東京)

ずいぶん前になりますが、東京でアラガンの講習会がありました。
この時の模様をかいつまんで、お話したいと思います。

アラガンは、ビスタシェイプというネーミングでヒアルロン酸とボトックス注入に力を入れています。
両方の薬剤とも、厚生労働省の承認を受けています。

今回、ボリューマという名称の新しいヒアルロン酸が発売になりまして、それを記念して講演会が開かれました。
ボリューマXCのXCはxirocaineの略で、麻酔剤入りと言う意味です。

会場の様子です。
全国から200名近いドクターが集まっています。
アラガンブログ2



アラガンblog1



3台の大きなプロジェクターを使用して、横に長い会場でした。
別室で、患者さんに注入している様子をライブでスクリーンに映し出されていました。
アラガンブログ3


僕が参加していましたよ、という証明写真です。
以前に比べて太ってしまっていますね・・・。
日課にしておりましたウォーキングが、引越しをきっかけに完全に止まってしまっています・・・。
アラガンブログ4


新製品のボリューマのディスプレイです。
綺麗にセンス良く展示されておりました。
アラガンブログ7

最後の写真に写っている、ミニ三面鏡も頂きましたよ!
アラガンブログ8

肝心のボリューマですが、当院では年明けからの3ヶ月で200本程度、患者さんに使用しましたよ!
関西では、一番本数が多かったんですって。
メーカーさんから教えて頂きました。

使用感は、従来のジュビダーム・ウルトラプラスより柔らかくて使い易いです。
皮膚の浅い部位に注入した場合でも、でこぼこにならず綺麗に皮膚に馴染んでくれます。

持続効果も2年とメーカーが謳っています。
持続効果は、これから要観察ですね。

とにかく、法令線でもマリオネットラインでも、ゴルゴラインでも頬骨部でも、どこでも快適に使用できます。
ですが、お値段がウルトラプラスより高価になりますので、僕の中では、骨膜上の深い場所に打つ場合は、安価なウルトラプラスを使用して、マリオネットラインや耳の前の皮下の浅い部分に注入する場合は、高価なボリューマを使用するようにしております。

要は、コストパフォーマンスを上げて、お支払い金額以上の価値を患者さんに感じて頂けるよう工夫しております。

今回の、東京の講演会では、注入部位がさらに細分化され、キメ細やかに注入できるようレクチャーして頂けました。
僕自身は、講演会で教えてもらった内容を、すぐに患者さんへ注入する際に、フィードバックするようにしています。

それにしましても、世の中は、どんどん移り変わっていきますね。
良い製品と、新しい技術が次々に開発されて登場してきます。
それに伴って、古い治療がどんどん蚊帳の外に追いやられたりもしてますね。
その場合は、静かに消えて行くんですけど・・・。

一箇所に留まっていますと、すぐに置いてけぼりになる恐れが高いですね。

今回は、有意義な講演会参加のお話をさせて頂きました。

それでは、また!

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症例写真です。扁平母斑(茶色アザ)のレーザー治療 Qスイッチ・ルビーレーザー治療×3回 20歳代前半の女性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、扁平母斑(茶色アザ)のレーザー治療について触れて見たいと思います。

患者さんは、20歳代前半の女性の方で、左下まぶたから左頬正面にかけてソバカス状の色素沈着が散在して認められます。
この色素沈着は、生まれつきあったご様子で、徐々に目立つ様になって来たと仰っておられました。
 
生まれつきの茶色アザは、扁平母斑もしくは太田母斑が考えられます。
この方は、扁平母斑を疑いましたが、正確には皮膚生検を行った上での判断となります。

局所麻酔の注射をアザの部分の皮下に打った後、Qスイッチ・ルビーレーザーの照射を行いました。
3~9ヶ月おきに、合計3回のレーザー治療を行いました。

治療後半年経過した状態が、2枚目の写真となります。

★ 治療前  2014年6月20日



                                 

☆ 治療後  2016年3月22日

IMG_3131-blg2.jpg

色素の再発は、ほとんど認められておりません。
今後、部分的な再発は可能性としてありますが、その時は、再発した部分のみに対して、追加のレーザー照射を行う予定です。

レーザー後の注意点としましては、とにかく遮光して頂く事がすごく大事だと思っています。
今は、ヘリオケアと言う名前の飲む日焼け止めがありますので、塗るタイプの日焼け止めに追加する形でご使用して頂くようご案内しております。

扁平母斑のレーザー治療につきましては、レーザー治療後の再発が必ずと言って良いほど起こって参りますので、
形成外科や皮膚科の他の先生方の中には、レーザー治療をしないほうが良いと患者さんに宣言される方がおられます。

でも、治療方法が無いとなると患者さんは、すごく落胆されますので、当院では、完全に消すことは難しいかもしれませんが、
レーザー治療を根気良く受けて頂ければ、受けただけの効果はありますよと、勇気付けることにしております。

ただし、レーザーを当てっぱなしにすることは良くなくて、遮光の問題やメラニン活性を抑える内服剤や外用剤の併用にも力を入れております。

この方の場合も、レーザー治療+厳重な遮光+内服剤+外用剤を併用して頂くことで、何とかここまで改善することができました。

それでは、また!

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症例写真です! ウルトラ・フォーマー(HIFU)×4回 40歳代後半の女性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、リフトアップ効果で定評のある、HIFU(ハイフー)という超音波治療器について触れてみたいと思います。

ハイフーは、焦点式超音波の略称です。
こうの形式の機械は、いろいろ世に出回っておりまして、現在、たるみの治療器としてはナンバーワンの位置を獲得しております!

当院のハイフーは、ウルトラ・フォーマーという名前の機械で特に効果が高いことで世にその存在が鳴り響いています。
お隣の美容先進国の韓国で先行発売されまして、ごく短期間の間に200台以上の機械を売り上げたことが話題となりました。

ウルトラ・フォーマーが入っていないと、美容クリニックとして十分な設備が整っていないと評価されるそうです。
当院でも、1年半前にいち早くこの機械を導入しまして、毎日フル稼働状態です。

今回、モニターさんの写真が晴れてブログをご覧の皆様にお見せできる運びとなりまして、非常に嬉しい限りです!

写真の方は、40歳代後半の女性の方です。
3~4ヶ月おきに、ウルトラ・フォーマーを合計4回受けて頂きました。

4回施術後の写真が2枚目と4枚目の写真となっています。

 施術前  2015年3月11日

IMG_2615-blg2.jpg

                        

 施術後  2016年2月16日





 施術前  2015年3月11日

IMG_2618-blg4.jpg

                        

 施術後  2016年2月16日

IMG_2509-blg3.jpg

いつものように改善ポイントを挙げて参りたいと思います。

①両頬の真ん中当たりの少しボリュームが落ちていた部位が、治療後はふっくらとして盛り上がっています。
②顔の輪郭部分がふっくらとして、丸みを帯びています。
③口周り、特にアゴ部分がふっくらとして若返っておられます。
④頬からアゴ部分全体が、張りが出て若返っておられます。
⑤おでこ部分がやや平坦だったのですが、丸みが出ていい感じに若返っています。

と、いったかんじでしょうか。

ウルトラ・フォーマーは、単にたるんだ皮膚を引き上げるとか、法令線を浅くするとか言う効果に留まりません。
エイジング変化により、頬がこけて来たり、口周りの組織量が少しづつ減ってきたりして、とがったりくぼんだりすることは避けられないと思います。

ウルトラフォーマーは、引き上げ効果と同時に組織量のボリュームアップにも多大な効果が期待できます。

この4枚の写真から、そういった若返り効果の一端を感じ取って頂けるなら、施術者としてましても非常に光栄に存じます。

ある化粧品メーカーが行いました美容アンケート調査によりますと、しわ・たるみを気にされ、できれば治療を受けて改善したいとお考えの患者さんは、実は、ものすごく多くて、なんとなんと60~70%もの方が具体的に治療をお考えとのことでした。

この数字は、僕たち医療者が考えているよりずっと多い数字なんですね。
しわ・たるみを気にされている患者さんは、しみやほくろのレーザー治療を求められている患者さんの割合より、ずっと多くなっていると言うデータを見るに付け、こんなに良い治療法がありますよと、もっともっと啓蒙活動をしていきたいと考えています。

ウルトラフォーマは、副作用の心配は皆無ですし、治療時間も1時間前後と短時間で済みます。
術後のケアも、特に必要ないです。
痛みも無いか、あってもごく軽いものですから、麻酔の必要もありません。

いいこと尽くめの治療が、こんなに身近になって、多くの方に受けていただける世の中になって、本当に素晴らしい時代になったものです。

これからも、しわ・たるみの治療では間違いなく一番人気のウルトラ・フォーマーをどんどん活用して、しわ・たるみの改善に努めて行きたいと意気込んでおります!

それでは、また!

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