FC2ブログ

症例写真です。背中と前胸部のマラセチア毛包炎+毛孔性苔癬 ロアキュテイン(イソトレチノイン)の内服+抗真菌剤の外用 10代後半男性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、背中と前胸部の広範囲に見られたマラセチア毛包炎+毛孔性苔癬の患者さんについて、症例写真をご覧に入れたいと思います。

患者さんは、10歳代後半の男性の方で、ロアキュテインの内服を中心に治療計画を立てました。

患者さんご自身は、これまでケミカルピーリングや抗生剤の内服と外用、漢方薬の内服等いろいろな治療を試されたご様子でした。
ある程度は改善するものの、全体としてスッキリしないので、もっと根本的な治療を求めて当院に来たと仰っておられました。

 治療前  2014年6月21日



                                   


 治療後 2015年11月18日

DSCN5258-aft1.jpg




 治療前  2014年6月21日

IMG_8750-bef2.jpg

                                     


 治療後 2015年11月18日

DSCN5261-aft2.jpg

当院での治療期間は、一年半とやや長期間となりました、ここまで改善させることができました。

当院の行った治療は、次の通りです。

①ロアキュテイン(イソトレチノイン)の内服
②抗真菌剤の外用
③尿素剤の外用
④活性型ビタミンD3製剤の外用
⑤その他
です。

特記すべき事柄としましては、イソトレチノインの内服はマラセチア毛包炎にも効果があるという事と、毛孔性苔癬にも効果があるという事です。

毛孔性苔癬の治療は、まだまだ完璧に治すことは難しいのですが、従来の尿素材の外用に加えて
①活性型ビタミンD3製剤の外用
②イソトレイノインの内服
③ダイヤモンド:トーン(物理的ピーリング)
④ロングパルス・アレックス・レーザー
→角栓物質の除去と毛穴の脱毛効果
と言った各治療を丹念に組みわせることで、80%程度の改善効果が得られることが分かっております。

それでは、また!

クリニックのホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
スポンサーサイト



症例写真です。 マラセチア毛包炎の治療 30歳代前半の男性 抗真菌剤の外用+内服剤 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、30歳代前半の男性患者さんで、マラセチア毛包炎の治療について触れて見たいと思います。

この患者さんは、カウンセリングの際、他院でニキビ治療を受けて来られたようで、なかなか良くならないと仰っておられました。
汗を良くかく若い方に良く見られるマラセチア毛包炎ですね。

原因は、真菌に分類されるマラセチア・フルフルという名前のカビが、毛穴(毛包内)に感染して増殖することにより起こって参ります。
治療は、抗真菌剤の外用をまず行います。
塗り薬のみでは効果が弱い場合には、抗真菌剤の内服を併用することもあります。

この方の場合、全体で治療期間は5か月半ほどかかりました。
治療前半は、外用剤のみで対応ましたが、途中から内服剤も追加でお出ししております。

 治療前 2008年3月26日




                              


 治療後 2008年9月12日

DSCN5759-20080912.jpg

マラセチア毛包炎が治まった後の炎症後色素沈着に対してもご相談を受けましたので、
トラネキサム酸(トランサミン)と漢方薬の処方を行いまして、徐々に色素沈着につきましても改善させることができました。

ところで、マラセチア毛包炎は、オリーブオイルを摂りすぎると悪化することが分かっておりますので、患者さんにもこの点を注意して頂くようお伝えしております。

また、ジャンルの違う抗真菌剤を2剤混和して使用して頂くと効果が倍増しますので、重症の方には、2剤を混和して処方することも行っております。

他に、汗がマラセチア悪化の大きな原因となりますので、汗をかいた後のシャツの着替えやシャワーにかかって清潔にして頂くことをお勧めしております。

マラセチア毛包炎の特徴的な自覚症状としましては、独特の散布疹の他に、軽いかゆみを伴うという事があります。
この点も問診で、患者さんにお尋ねするようにしております。

正確な確定診断は、顕微鏡検査によるマラセチア・フルフルの確認という事になります。

当院では、マラセチア毛包炎をなるべく速く・確実に治して差し上げ、治った後の再発を予防する観点から、原因と予防をコンパクトにまとめたパンフレットを必ず患者さんにお渡しするようにしております。

「敵を知り己を知らば百戦危うからず」ということで、患者さんにもマラセチア毛包炎の病態を良く知って頂くことが何より大事と考えております。

それでは、また!

クリニックのホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/

症例写真です! マラセチア毛包炎の治療× 5ヶ月半  20代後半男性 抗真菌剤の外用 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、若い男性の背中にできた特殊ニキビ、別名マラセチア毛包炎について語ってみたいと思います。

この方は、普段からスポーツを熱心にされておられ、すごく汗を良くかいておられるというライフスタイルでした・・・。
これまで、皮膚科で抗生剤の内服と外用を数ヶ月行うもなかなか良くならないと仰っておられました。

そこで、皮膚真菌検査を行いました。
すると、マラセチア・フルフルという名前の濃い青色に染まる真菌成分が、顕微鏡にて粒々と認められるではあ~りませんか!?

すかさず、「マラセチア毛包炎」と診断した次第です・・・。

 治療前 2014年7月5日

DSCN6511-bef.jpg

 
                                      


 治療後 2014年12月20日

DSCN9548-aft.jpg

抗真菌薬の外用剤を2種混合で使用してもらうことに致しました。
その名も、アスタット軟膏+ニゾラール・クリームです。
それぞれ10gと10gを1対1で配合致しました・・・。

単剤で使用するより、この2剤を混合させますと治りが抜群に良くなります!
(数年前の皮膚科学会で発表がありましたぁ!)

すると、どうでしょう!
5ヶ月と2週間の治療で、御覧の通りすっかり良くなったではありませんかぁ!♪

この方の場合、スポーツをよくされるみたいで、汗をかいてしまうのは仕方がないのですが、原因菌の「マラセチア・フルフル」は、じめじめしたところが大好きなので、こまめに下着を取り換えて頂くことを念には念を入れて説明させて頂きましたぁ!

それこそ、「カバンにシャツを毎日3枚ほど詰めておいて、いつでも着替えができるようにしておいてくださいねっ!」と。
「絶対ですよ!」と。
「でないと再発してしまいますよ!」と。
この方に、しつこくお願いをした次第です。
(僕は、結構しつこいことを自認しております・・・。)

他にも「マラセチア毛包炎」の方に注意点がございます。
いろいろございますので、箇条書きにしますね。

①オリーブオイルをたくさん摂らないこと。
②発酵物をたくさん摂らないこと。
→ヨーグルト・チーズ・ワインや日本酒をはじめとしたアルコール類全般・塩麹・みそ・しょうゆ・納豆などなど・・・。
→発酵物をたくさん食べると、「マラセチア・フルフル」というカビの原因菌を体全体が受け付けやすくなるからです。
③サウナはなるべく避けて下さい。
→「マラセチア・フルフル」は酵母に分類されるのですが、温度が高い場所で増殖しやすいからです。
→サウナに入ると、まるでシャーレに塗った菌を培養しているようなことになり兼ねません・・・。
④こまめにシャワーにかかって、汗をキレイに洗い流して下さい。

こういった、日常生活上の注意点を患者さんに説明するのとしないのとでは、結果が大きく変わってきます。
当院では、「マラセチア毛包炎」というパンフレットを図柄入りで準備して、早く治すためと再発予防の観点から、患者さんにその都度お渡しするようにしております。

治療法としては、先に述べました抗真菌剤の外用が主体となりますが、非常に重症例で治りにくい場合には、抗真菌剤の内服治療(ラミシール、イトリゾール)を併用することもあります。

とにかく、背中の特殊ニキビとして「マラセチア毛包炎」は、日常的に良く遭遇します。
そんな時には、上記外用剤と日常生活上の注意点を書いたパンフレットをそっと患者さんにお渡しして、さわやかにほほ笑むようにしております。
「大丈夫ですよ。」と、気持ちを込めて・・・。

それでは、また!

クリニックのホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
プロフィール

ふくずみ形成外科・院長

Author:ふくずみ形成外科・院長
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR