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症例写真です。頬の赤アザ(単純性血管腫)のレーザー治療 ダイ・レーザー(SPTL-1b)+Vビーム×6回 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、頬の赤アザ(単純性血管腫)のレーザー治療について触れてみたいと思います。
写真は、若い女性の患者さんですが、右の頬の下方に生まれつきの赤あざが認められます。

一年に一回くらいのゆっくりとしたペースで、合計6回のレーザー治療を行いました。
使用したレーザーは、次のとおりです。

①キャンデラ社製、ダイ・レーザー(SPTL-1b)
②キャンデラ社製、Vビーム
の2機種です。

2枚目の写真が、6回のレーザー治療後の写真となります。
うっすらと血管腫の赤みが多少残ってはいますが、かなり薄くなっているのがお分かり頂けるかと思います。

★ 治療前  2006年3月6日



                            

☆ 治療後  2011年1月12日

DSCN3921-blg2.jpg

実は、赤みの減少以外に注目していただきたい点がございます。
それは、血管腫があった部位の「皮膚の性状」がまったく損なわれていない点です。

6回にも渡り、同じ場所に対し繰り返しレーザー治療を行ったにも関わらず、やけど跡のような瘢痕化を一切来しておりません。
これが、「選択的熱破壊理論」に裏付けられた治療効果なんですよ。

①除去したい異常血管のみにレーザーの熱を選択的に吸収させ、②異常血管のみを破壊し、③その周りの正常組織には悪影響を及ぼさないという原理の元、この赤あざのレーザー治療は成り立っています。

この二枚の写真から、レーザー治療の素晴らしさを少しでも感じて頂けましたならば、この分野に携わる者として非常に嬉しい限りです。

それでは、また!

クリニックのホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
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症例写真です。 苺状血管腫のレーザー治療 Vビーム・パーフェクタ×6回 乳児 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、苺状血管腫のレーザー治療について触れて見たいと思います。

患者さんは、月齢3.ヶ月の乳児で、生まれつきおでこに2か所イチゴ状血管腫が認められました。
局面型に分類されるタイプのイチゴ状血管腫で、軽度隆起している状態でした。

VビームあるいはVビーム・パーフェクタ(ロングパルス・ダイ・レーザー)の良い適応ですので、付添いのご両親にもレーザー治療についてご案内しました。

治療計画としましては、Vビーム・パーフェクタを用いて1.5ヶ月おきに5回~8回程度、受けて頂くことにしました。

2枚目の写真は、6回のレーザー治療を終了した時点での写真です。
若干の赤みを残すのみとなっております。
イチゴ状血管腫自体は、ほぼ消失していると考えられます。

イチゴ状血管腫に関して、いつから治療を開始するのが良いのかと言う問題があります。
当院では、赤ちゃんの頸がすわる4ヶ月頃を目安に治療を開始するのが良いと考えております。

理由は、生まれたての乳児では、血管が細く未熟ですから、採血等必要な処置が難しいからです。
生後4ヶ月~5カ月経てば、頸がすわり、赤ちゃんとしてものすごくしっかりしてくるんですね。

この方の場合、成長がやや速く、月齢3ケ月ですでに頸がすわっていましたので、すぐさま治療を開始することになった次第です。

◆ 治療前  2014年9月10日



                                

◇ 治療後  2016年1月6日

DSCN6004-blg2.jpg

Vビーム・パーフェクタの照射条件は、次の通りです。
①スポットサイズ:φ7mm
②パルス幅:10ミリセカンド
③出力:15ジュール/セカンド
④DCD冷却:30ミリセカンド/ディレイ 20ミリセカンド
⑤ショット数:10~11ショット

イチゴ状血管腫の治療には、数年前からβーブロッカーのプロプラノロールが良く効くと評判ですが、
症例写真をご覧頂いた通り、まだまだレーザー治療も捨てたものじゃないと考えております。

プロプラノロールは、心臓に作用して心臓のポンプ作用を低下させるお薬です。
主に、高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈の治療に使用されます。

それを生後間もない赤ちゃんに投与するのは、気持ち的にかなり抵抗が強いのも確かです。
ごく微量を小児科の先生の管理の元、使用するのが安心ではあります。

副作用としては、低血圧や徐脈があります。

ところで、トピックスとしまして、マルホという製剤メーカーが、「乳児血管腫治療薬」としてプロプラノロールの承認申請を行っているという情報を得ました。

間もなく、プロプラノロールが普通に使用される日が近いのかもしれません・・・。

それでは、また!

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症例写真です。 20代女性 赤イボ(血管腫)のレーザー治療 Vbeam(ロングパルス・ダイ・レーザー)×1回 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、20代女性の眉毛の上方、おでこ部分にできた赤イボのレーザー治療について述べてみたいと思います。

病名は、老人性血管腫あるいは血管拡張性肉芽腫だと思われます。
いずれにしましても、こういった血管性の隆起病変は、赤あざ専用機のダイ・レーザーが効果的です。

 治療前 2014年11月11日




          
                    


 治療後 2014年12月2日

DSCN9172-2.jpg

一回のダイ・レーザーの照射で綺麗に除去できました。

照射条件は、次の通りです。
スポットサイズ;φ5mm
パルス幅:10ミリセカンド
出力:15ジュール/平方cm2
DCD(冷却スプレー):20ミリセカンド/30ミリセカンド
ショット数:連続3ショット
です。

一回で治療が終了できて、大変良かったと思っています。
めでたし、めでたし。

それでは、また!

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症例写真です! 単純性血管腫  ~治療が難しい手の平の赤あざ・・・~  Vビーム・パーフェクタ×9回照射 40代後半男性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、単純性血管腫のレーザー治療について、症例写真をご覧に入れたいと思います。

症例は、40歳代後半の男性で、左手の手のひら(拇指丘部)に、生まれつきの赤あざ(単純性血管腫)が認められます。

病変自体は、それほど大きな病変ではございませんが、角質の分厚い手のひらにあるということで、レーザー治療がなかなかに難しい場所でもあります。

今回は、治療効果をしっかりと引き出すために、思い切ってVビーム・パーフェクタを最初から使用することに致しました。

患者さんには、足かけ2年10ヶ月の間に、Vビーム・パーフェクタを合計9回に渡り受けて頂きました。

治療効果は、写真の通りです。

 治療前 2012年2月18日




                               


 治療後 2014年12月12日

DSCN9321-after.jpg

治療回数ごとのVビーム・パーフェクタの照射条件は、次の通りです。

①回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:10msec、出力:15J/cm2、DCD:30msec/20msec、ショット数:70ショット 
②回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:10msec、出力:19J/cm2、DCD:20msec/20msec、ショット数:84ショット 
③回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:10msec、出力:20J/cm2、DCD:20msec/20msec、ショット数:63ショット 
④回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:20msec、出力:20J/cm2、DCD:20msec/20msec、ショット数:61ショット 
⑤回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:20msec、出力:20J/cm2、DCD:20msec/20msec、ショット数:59ショット 
⑥回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:20msec、出力:20J/cm2、DCD:10msec/10msec、ショット数:61ショット 
⑦回目→スポットサイズ:φ5mm、照射時間:20msec、出力:25J/cm2、DCD:40msec/20msec、ショット数:80ショット 
⑧回目→スポットサイズ:φ5mm、照射時間:20msec、出力:30J/cm2、DCD:40msec/30msec、ショット数:75ショット
⑨回目→スポットサイズ:φ5mm、照射時間:10msec、出力:30J/cm2、DCD:30msec/20msec、ショット数:76ショット 

と、いう感じです。

レーザー治療部位の皮膚は、途中、軽度の硬化(瘢痕形成)が生じておりましたが、患者さんのご希望もあり、出力を徐々に上げ、積極的に治療効果を上げる治療方針と致しました。

手の平は、角質が非常に分厚いので、皮下にある血管腫を叩くには、非常に強いレーザー出力が必要となります。

一方、皮膚に対する障害をなるべく少なくする目的で、照射時間を長め(10msec~20msec)に取ることにしました。
また、出力を上げるにしたがって、クーリングのDCDを長めの時間、取ることにしました。

今回の症例は、軽度の瘢痕化を来しましたが、血管腫の赤みがかなり改善されましたので、患者さんにもそれなりにご満足いただけた様子でした。

今後、リスクを軽減しながら、治療効果を上げるための工夫をもっともっとして行きたいと、気持ちを新たにしております。

それでは、また!

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症例写真です。単純性血管腫のレーザー治療です。 Vビーム×4回  50代前半男性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、50代前半男性の赤あざ(単純性血管腫)のレーザー治療について症例写真をご覧に入れたいと思います。

健康保険で受けて頂けるVビーム(ロングパルス・ダイ・レーザー)治療を合計4回受けて頂きまして、ご覧のような良い結果が得られました。

血管腫で隆起していた部分も、改善されているのがお分かり頂けるかと思います。

 治療前  2011年5月21日 



                    

 Vビーム×2回  2012年9月29日

DSCN6865_convert_20141129151658.jpg

赤あざのレーザー治療につきましては、まだまだ難しい点がありますが、機械の進歩と沢山の患者さんを治療している中で少しずつ治療成績が向上しているように感じております。

それでは、また!

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