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症例写真です。 20代女性 赤イボ(血管腫)のレーザー治療 Vbeam(ロングパルス・ダイ・レーザー)×1回 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、20代女性の眉毛の上方、おでこ部分にできた赤イボのレーザー治療について述べてみたいと思います。

病名は、老人性血管腫あるいは血管拡張性肉芽腫だと思われます。
いずれにしましても、こういった血管性の隆起病変は、赤あざ専用機のダイ・レーザーが効果的です。

 治療前 2014年11月11日




          
                    


 治療後 2014年12月2日

DSCN9172-2.jpg

一回のダイ・レーザーの照射で綺麗に除去できました。

照射条件は、次の通りです。
スポットサイズ;φ5mm
パルス幅:10ミリセカンド
出力:15ジュール/平方cm2
DCD(冷却スプレー):20ミリセカンド/30ミリセカンド
ショット数:連続3ショット
です。

一回で治療が終了できて、大変良かったと思っています。
めでたし、めでたし。

それでは、また!

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(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
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ミラドライの治療原理について  「マイクロ波ってなに?」 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

多汗症と腋臭症(ワキガ)の治療に、絶大な治療効果を発揮する「ミラドライ」という機械ですが、今回は、その仕組みについて書いてみたいと思います。

まず、最初に「ミラドライ」は、「マイクロ波」という電磁波を出す装置なんですね。
そして、「マイクロ波」というのは、ずばり電子レンジで世間一般に広く使用されているんですよ!

そこで、今回は、話を簡単にするために、電子レンジの仕組みを説明することで、その延長線上で、「ミラドライ」の治療について思いを馳せて頂ければ、なんて考えております。

untitled2-1.jpg

冷えた食品をお皿に載せて、電子レンジの中に置いて、それから電子レンジのトビラをきちんと閉めて・・・。
タイマーを30秒とか1分とか回して、スタートスイッチを押しますよね。

電子レンジの中では、ゆっくり回転皿が周って中を照らすライトもついたりなんかして、ブーンと音を立てて作動しますよね。
そんでもって、温め時間が終了したら、お決まりの「チン」という音で、温めが完了したことを知らせてくれる親切な奴だったりします。

巷では、レンジで温めることを「チンする。」と言いますが、
レンジで「チンする。」という事で、レンジの中で一体何が起こっているのしょうか?

それでは、下の模式図に沿って、説明して参りましょう!!

untitled1-1.jpg

電子レンジの上方から発射されたマイクロ波は、下に進むもの、壁に反射するもの、勝手気ままに庫内の壁を反射しまくるんですね。
そして、温める目的の食品の中の水分子に共鳴現象を引き起こし、水分子ひとつひとつがブルブルと揺れまくるんですよ!

水分子がブルブル揺れまくると、どうなるかと言うと、隣同士の水分子が激しく擦れ合って、そして温度上昇(発熱)が起こります・・・。
冷えた食品がレンジで「チンする。」と、暖かくなるのはこういった原理を利用しているんですね。

みなさん。お分かり頂けたでしょうか!?
下の写真は、ミラドライを実際にワキに当てて、「マイクロ波」を照射している風景です。


untitled18-1.jpg


言ってみれば、小さな電子レンジの装置をワキに押し当てて、「マイクロ波」をアポクリン腺やエクリン腺めがけて照射しています。
照射された「マイクロ波」は、ターゲット(アポクリン腺とエクリン腺)の水分子を激しく揺らします。(共鳴現象)

すると、ターゲットが熱くなってきます!
焦げ焦げまでには、焼いたりしませんが、タンパク変性が起こって組織が死滅するほどの温度までには熱するという事になります。

「ミラドライ」の素晴らしい点は、ボリュームのあるターゲット(アポクリン腺とエクリン腺)を急激に「ジュッ」って焼いたりしないんですね。
一箇所に付き、15秒間かけて「ジュワー」っと火を入れて、直後に15秒間かけて「やんわり」冷却します。

ココがすごい点です。
下に、ちょっとというかだいぶ気持ち悪い写真を示しますね。

untitled20-1.jpg

皮弁法という「切る」手術を行っている最中の写真です・・・。
気持ち悪い方は、読み飛ばしてもらって全然、結構ですので。

さて、写真に写っている黄色い粒々と半透明の小さな粒々がアポクリン腺でありエクリン腺の本体なんですね。
ここで、確認して頂きたいことは、結構な厚みと量があるという事なんですよ!

これだけの分量のものを程よく焼いて(熱を加えてタンパク変性を引き起こす)、アポクリン腺分泌とエクリン腺分泌を起こさないようにさせるという事が、どんなに大変でどんなに素晴らしい事か、その一端を、一般の方にでも理解して頂けるんじゃfないかと、そんな風に思っております。

話しは、横道に逸れますが、「ミラドライ」は、国際特許を取得しているんですよね。
ですから、後発メーカーは、同じ仕組みで類似機種を開発して販売することができません・・・。

あるメーカーは、高周波を利用して類似品を出していますが、どうも上手くいって無いようです。
その理由が、先程述べたことなんですね。

結構かさ高い分量のあるターゲット(アポクリン腺とエクリン腺)を「ジュワ~」と、時間をかけて、上手にまったり万遍なく熱を通すという事が、「マイクロ波」が非常に得意としています。
逆に言うと、上手く焼くには「マイクロ波」でないと、ちょっと難しんではないでしょうか・・・。

高周波で豚まんを温められますか?
「マイクロ波」(電子レンジ)であたためますよね!!


下の模式図は、いつもの「ミラドライ」の作用機序を順番に説明したものです。
ちょっと、字が滲んでますから、無理に文字を読まなくても結構です。
雰囲気だけ味わって下されば幸いです。

untitled10-1.jpg


そして、最後の写真は、「ミラドライ」で治療し終えた直後のわきの状態です。

untitled15-1.jpg

赤い皮下出血がところどころ起こっているのは、ハンドピースの先端部分に陰圧をかけて、皮膚を引き寄せたことで軽いうっ血を起こしたからです。
わざわざ陰圧をかけるのは、ターゲット(アポクリン腺とエクリン腺を)マイクロ波の伝送管に最大限引き寄せて、治療効率を高めるためです。

今回は、「ミラドライ」の心臓部である「マイクロ波」の働きについて、少し掘り下げて説明して見ました。
この辺のお話しは、「物理学」という学問の特性上、なかなかとっつきにくい部分ではあります・・・。
果たして、僕の説明で何となくでもお分かりいただけたでしょうか?

それでは、また!

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症例写真です。【追加掲載】 育毛1年4ヶ月 40代後半男性 ミノキシジルの外用+内服、フィナステリド(プロペシア)の内服、亜鉛酵母、その他 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、以前半年くらいの育毛治療で相当毛が増えた方で、頭頂部の薄毛が残っていた方のその後の経過写真をご覧に入れたいと思います。

一枚目の写真が初診時の写真です。
そして、二枚目の写真が治療開始後、1年4か月経過した時点での写真です。


 治療前 2013年11月17日

→前髪と頭頂部が軟毛化により、毛が細くなり毛量が減少しています。

DSCN3016-bef.jpg



                           

 
 治療後 2015年3月28日

DSCN1301-aft.jpg

→育毛治療により、悪玉ホルモンのデヒドロステロンが減少し、毛根の細胞分裂を阻害する因子を取り除きました。
→その結果、軟毛化を来していた毛が再び細胞分裂を活発化させ、毛が太く濃くなってきました!
→前髪と頭頂部がしっかりとした太い毛で覆われています!

この方に行った治療は、次の通りです。

①ミノキシジルの外用
②ミノキシジルの内服
③フィナステリドの内服
④亜鉛酵母の内服
⑤その他

トピックスとしましては、今年の4月から、ファイザー製薬から「プロペシア」の後発品が発売になっております!
製品名は、「フィナステリド」といいます。

いわゆるジェネリック医薬品ですが、「ジェネリック」とは、一般名という意味なんですね。
医師は通常、医薬品を処方する場合、商品名と言うか製品名(先発品の商品名)で呼ぶことが多いのですが、最近は、政府の「後発品」を推奨している関係上、「ジェネリック」医薬品が次々と登場しています。

先発品の「プロペシア」が商品名で、一方、薬の成分すなわち一般名は、「フィナステリド」なんですけど、その「フィナステリド」という名前の後発品が発売になりました!

後発品は、先発品と同等の効果が有るとされ、販売価格と先発品と比べて2000円くらいお安く提供できます。
育毛・発毛に関する治療は、生えた後の状態を維持させるためにも、比較的長期間の治療となる場合が多くなりがちです

ですから、「後発品」の登場により、お薬代が少しでも安くなることは、治療を受けて頂く患者さんにとって、非常に朗報となることは間違いございません。

ちなみに、先発品の特許が切れるのは、特許申請をしてから20年後とされているようです。
新薬を開発した場合、特許を申請してから、関係機関の承認が下りて、新薬の販売許可が出るまで、通常、3~5年位かかりますので、実質15年前後の期間、独占販売ができるという事になります。

当院が、先発品の「プロペシア」を使用し始めて、丁度、16年程度が経過しておりますので、「プロペシア」が販売されてから特許が切れるまで同じ年月が経過したんですね。(当院は、「プロペシア」の発売当初から患者さんへの処方を開始致しました。)

世紀の大発明とうたわれた「プロペシア」ですが、男性型脱毛症の方が半年くらい使用した場合、効果が出る確率が90%程度と、それはそれは、ものすごい輝かしい発現効果なんですね!

僕もこれまで4千数百名の患者さんに、このお薬を使用して来ましたが、ついにその新薬の特許が切れてしまったという事実に、「時の移ろい」を感じざるを得ません・・・。

年を取るはずです。

それでは、また!

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症例写真です。扁平母斑・Qスイッチ・ルビーレーザー×1回 10代前半女性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、茶色あざのレーザー治療を行った10代前半女性の患者さんの症例写真をご覧に入れたいと思います。


 治療前 2014年12月17日




                                


 治療後 2015年1月6日

DSCN9768.jpg

生まれつき鼻先にあった薄い茶色あざです。
「扁平母斑」もしくは「色素性母斑の境界型」と思われます。

Qスイッチ・ルビーレーザーにて治療しまして、一回の治療で除去できました。
扁平母斑であったなら、レーザー治療後の再発が多いので、一回で消えたという事から、もとのあざは「色素性母斑の境界型」であったということになるかもしれません。

正確な診断を下すには、あらかじめ組織検査を行って顕微鏡にて細胞の配列と存在部位を確認することになります。
ところが、臨床の場面では、この方の場合のように顔の真ん中の鼻の病変から組織の一部を切り取って調べるという事がなかなか実現しません・・・。

組織検査による傷痕が、どうしても残ってしまうからです。

いずれにしましても、患者さんにとっては、傷を残すことなく、あざが消えてくれることが一番ですから、結果オーライという事になります。
まあ、めでたし、めでたしということですね。

それでは、また!

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