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症例写真です。黒あざ(色素性母斑)のレーザー治療 (CO2レーザー+ノーマル・ルビーレーザー同日施行)×1回 10歳代後半の女性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、黒あざ(色素性母斑)のレーザー治療について触れて見たいと思います。

患者さんは、10歳代後半の女性の方で、鼻背部に直径2cm大の黒あざが認められました。
メスで切り取る手術を行った場合には、手術後の傷痕がかなり目立つ部位ですので、患者さんには迷わずレーザー治療をお勧めしました。

使用した機械は、炭酸ガス・レーザーと短発振のルビー・レーザーの2機種です。

治療の手順ですが、注射による部分麻酔を行った後、まず炭酸ガス・レーザーで病変の盛り上がった部分を削って行きました。
黒味がある程度減った所で、次にルビー・レーザーを念入りにかけました。
この際、母斑細胞の塊りから血がうっすらと滲んできます。
血がにじんできても、ガーゼで血液を吸い取りながらさらにルビー・レーザーをしつこくかけます。

そもそも、このレーザー治療の目的は、母斑細胞と言う色素を多量に持ったあざの塊りを微細な瘢痕組織に置き換えることです。
正常皮膚に置き換えることは、原理上不可能なんですが、微細な瘢痕組織ですと正常皮膚と見間違うほど綺麗な仕上がりになるんですね。そこが、ねらい目です。

2枚目の写真を見ますと、赤味が若干残っていますが、時間の経過とともにもっと収まってくるはずです。

光の加減で凹んだように見えてますが、実際はほぼ平らに仕上げることができました!
 
 治療前  2015年7月15日



                        
 
 治療後  2016年6月18日

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黒あざのレーザー治療は、行っている施設はまだまだ少ないかと思いますが、有力な選択肢のひとつではないかと思っています。

それでは、また!

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(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
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症例写真です。 苺状血管腫のレーザー治療 Vビーム・パーフェクタ×6回 乳児 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、苺状血管腫のレーザー治療について触れて見たいと思います。

患者さんは、月齢3.ヶ月の乳児で、生まれつきおでこに2か所イチゴ状血管腫が認められました。
局面型に分類されるタイプのイチゴ状血管腫で、軽度隆起している状態でした。

VビームあるいはVビーム・パーフェクタ(ロングパルス・ダイ・レーザー)の良い適応ですので、付添いのご両親にもレーザー治療についてご案内しました。

治療計画としましては、Vビーム・パーフェクタを用いて1.5ヶ月おきに5回~8回程度、受けて頂くことにしました。

2枚目の写真は、6回のレーザー治療を終了した時点での写真です。
若干の赤みを残すのみとなっております。
イチゴ状血管腫自体は、ほぼ消失していると考えられます。

イチゴ状血管腫に関して、いつから治療を開始するのが良いのかと言う問題があります。
当院では、赤ちゃんの頸がすわる4ヶ月頃を目安に治療を開始するのが良いと考えております。

理由は、生まれたての乳児では、血管が細く未熟ですから、採血等必要な処置が難しいからです。
生後4ヶ月~5カ月経てば、頸がすわり、赤ちゃんとしてものすごくしっかりしてくるんですね。

この方の場合、成長がやや速く、月齢3ケ月ですでに頸がすわっていましたので、すぐさま治療を開始することになった次第です。

◆ 治療前  2014年9月10日



                                

◇ 治療後  2016年1月6日

DSCN6004-blg2.jpg

Vビーム・パーフェクタの照射条件は、次の通りです。
①スポットサイズ:φ7mm
②パルス幅:10ミリセカンド
③出力:15ジュール/セカンド
④DCD冷却:30ミリセカンド/ディレイ 20ミリセカンド
⑤ショット数:10~11ショット

イチゴ状血管腫の治療には、数年前からβーブロッカーのプロプラノロールが良く効くと評判ですが、
症例写真をご覧頂いた通り、まだまだレーザー治療も捨てたものじゃないと考えております。

プロプラノロールは、心臓に作用して心臓のポンプ作用を低下させるお薬です。
主に、高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈の治療に使用されます。

それを生後間もない赤ちゃんに投与するのは、気持ち的にかなり抵抗が強いのも確かです。
ごく微量を小児科の先生の管理の元、使用するのが安心ではあります。

副作用としては、低血圧や徐脈があります。

ところで、トピックスとしまして、マルホという製剤メーカーが、「乳児血管腫治療薬」としてプロプラノロールの承認申請を行っているという情報を得ました。

間もなく、プロプラノロールが普通に使用される日が近いのかもしれません・・・。

それでは、また!

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症例写真です。角質増殖型足白癬(重度水虫) 石鹸水による洗浄・外用薬(内服無し)・コーンスライサーによる剥削 70歳代の男性患者さん 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、普段のレーザー治療では無く、趣を少し変えまして、足白癬(重度水虫)の治療について触れて見たいと思います。

患者さんは、70歳代の男性の方で、角質増殖型の非常に重症感が漂う水虫が、両足の足底全体を覆っているような状態でした。

一方、これまでの治療で、ラミシールやイトリゾールの内服で肝機能異常を来された既往がありました。

当院が行える治療は、次の3つでした。
①肥厚した角質部分をコーンスライサーにて、1週~2週に一度のペースで削り取る処置をする。
②複数の抗真菌剤の外用剤を使用し、毎日朝夕の2回、念入りに患部に擦り込む処置を行う。
③毎日の入浴時に、洗面器に石鹸水を溜めて5分程度足をつけながらまったりとガーゼにて、こすり洗いを励行して頂く。

コーンスライサーで、角質部分を削る際は、点状出血がそこかしこに起こって、足全体が血まみれになることもしばしばでした。

 治療前   2014年12月9日



                                 

 治療後  2016年1月8日

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こういった、処置を1年と1か月に渡り、継続した結果、2枚目の写真にまで回復させることができました。

他院で治らないと言われ続けて来た患者さんでしたので、何とか完治させることが出来まして、患者さんともども僕も感無量と言った心持ちです。

患者さんは、お一人お一人にいろいろなご事情が背景におありです。
限られた治療法しかない場合でも、臨機応変にできる限りのことを行っていると、いつか日の目を見ると言いますか、改善させることができるのだなと、改めてそんな風に思っています。

逆に、毎回、痛い思いをしてまで一年以上もの長い期間、通い続けて頂いた患者さんの熱意と忍耐力に敬服せざるを得ません!

何事も、諦めたら駄目ですね!

それでは、また!

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症例写真です。 毛孔性苔癬の治療  Alex(脱毛レーザー)+DP(ダイヤモンド・トーン)×10回、ビタミンD3軟膏+尿素剤軟膏の外用、ビタミンA誘導体(ロアキュテイン)の内服 20歳代前半の男性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、毛孔性苔癬の治療について、レーザー治療を中心に触れて見たいと思います。

患者さんは、 20歳代前半の男性の方です。
両腕に毛孔性苔癬が比較的強く認められました。

毛孔性苔癬に対する当院の治療方針は、次の通りです。
①Alex(脱毛レーザー)+DP(ダイヤモンド・トーン)×10回
→2週間ごとに上記治療を交互に5回ずつ、合計10回のセットを1クールとして治療しています。
②ビタミンD3軟膏+尿素剤軟膏の外用
→オキサロール軟膏+ケラチナミン・コーワの合剤を毎日朝夕の2回、患部に擦り込んで頂きます。
③ビタミンA誘導体(ロアキュテイン)の内服
→20mgの錠剤を、毎日もしくは二日に一回の割合で1錠ずつ内服して頂きます。

通常、毛孔性苔癬の患者さんが来院された際には、上記3つの治療の内、全部かひとつふたつを組み合わせて治療を開始しています。

この患者さんの場合、症状がやや重症を思われましたので、上記治療を3つとも選択して治療を行いました。

  治療前  2014年6月4日




                              


 治療後  2015年3月25日

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2枚目の写真が、治療後の写真となりますが、かなりの改善効果が得られました。

毛孔性苔癬の治療は、薬剤やレーザー治療器が進歩した現代におきましても、まだまだ完全に消し去ることが困難です。

当院が行っている治療法より、もっと効果が出せる治療法がまだまだ他にあるのかもしれません・・・。

現在の治療方法に甘んじることなく、さらなる治療効果アップのために貪欲に新しい治療方法を取り入れて行きたいと考えています。

それでは、また!

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症例写真です。育毛治療×5年11ヶ月 40歳代の男性 フィナステリドの内服+ミノキシジルの内服、外用+亜鉛酵母+その他 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、男性の育毛患者さんについて症例写真をご覧に入れたいと思います。

患者さんは、40歳代の男性の方で、治療期間は、5年11ヶ月間となっております。

3枚目と4枚目の頭頂部の比較写真が、非常に効果が分かりやすくなっているかと思います。

3枚目の写真ですが、前頭部から頭頂部にかけて、AGA(男性型の脱毛症)特有の軟毛化による薄毛状態が目立っています。

治療期間が、5年11ヵ月間と6年近くに長くなっておりますが、前頭部と頭頂部の薄毛だった部分が見事にカバーされ、まるで別人の髪形ではないかと疑ってしまうくらい、劇的に改善されているように思います。 

治療前  2008年12月6日



                               

治療後  2014年11月29日 

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治療前  2008年12月6日 

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治療後  2014年11月29日 

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この方に行った治療内容は、次の通りです。

①フィナステリドの内服
②ミノキシジルの外用
③ミノキシジルの内服
④亜鉛酵母の内服
⑤その他
⑥その他

6年の年齢を重ねられて、しかも頭髪自体が10歳くらい若返っておられますので、トータル16歳くらいの若返り効果ではないかとほくそ笑んでおります。

この方の場合、好不調の波が非常に小さく、右肩上がりで堅調に改善されてこられているのが、大変印象的でした。

今後、1型と2型両方の5αリダクターゼ阻害作用を有する新薬のザガーロの選択肢もありかも知れませんが、これだけ安定的に改善している方には、敢えて使う必要が無いのかもしれません。

次々と新薬や新しい施術が登場して参りますが、これまでの薬剤や施術で治療効果が出にくい方には、積極的に新しい治療の提案を行っていきたいと考えております。

それでは、また!

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