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症例写真です! 単純性血管腫  ~治療が難しい手の平の赤あざ・・・~  Vビーム・パーフェクタ×9回照射 40代後半男性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、単純性血管腫のレーザー治療について、症例写真をご覧に入れたいと思います。

症例は、40歳代後半の男性で、左手の手のひら(拇指丘部)に、生まれつきの赤あざ(単純性血管腫)が認められます。

病変自体は、それほど大きな病変ではございませんが、角質の分厚い手のひらにあるということで、レーザー治療がなかなかに難しい場所でもあります。

今回は、治療効果をしっかりと引き出すために、思い切ってVビーム・パーフェクタを最初から使用することに致しました。

患者さんには、足かけ2年10ヶ月の間に、Vビーム・パーフェクタを合計9回に渡り受けて頂きました。

治療効果は、写真の通りです。

 治療前 2012年2月18日




                               


 治療後 2014年12月12日

DSCN9321-after.jpg

治療回数ごとのVビーム・パーフェクタの照射条件は、次の通りです。

①回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:10msec、出力:15J/cm2、DCD:30msec/20msec、ショット数:70ショット 
②回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:10msec、出力:19J/cm2、DCD:20msec/20msec、ショット数:84ショット 
③回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:10msec、出力:20J/cm2、DCD:20msec/20msec、ショット数:63ショット 
④回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:20msec、出力:20J/cm2、DCD:20msec/20msec、ショット数:61ショット 
⑤回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:20msec、出力:20J/cm2、DCD:20msec/20msec、ショット数:59ショット 
⑥回目→スポットサイズ:φ7mm、照射時間:20msec、出力:20J/cm2、DCD:10msec/10msec、ショット数:61ショット 
⑦回目→スポットサイズ:φ5mm、照射時間:20msec、出力:25J/cm2、DCD:40msec/20msec、ショット数:80ショット 
⑧回目→スポットサイズ:φ5mm、照射時間:20msec、出力:30J/cm2、DCD:40msec/30msec、ショット数:75ショット
⑨回目→スポットサイズ:φ5mm、照射時間:10msec、出力:30J/cm2、DCD:30msec/20msec、ショット数:76ショット 

と、いう感じです。

レーザー治療部位の皮膚は、途中、軽度の硬化(瘢痕形成)が生じておりましたが、患者さんのご希望もあり、出力を徐々に上げ、積極的に治療効果を上げる治療方針と致しました。

手の平は、角質が非常に分厚いので、皮下にある血管腫を叩くには、非常に強いレーザー出力が必要となります。

一方、皮膚に対する障害をなるべく少なくする目的で、照射時間を長め(10msec~20msec)に取ることにしました。
また、出力を上げるにしたがって、クーリングのDCDを長めの時間、取ることにしました。

今回の症例は、軽度の瘢痕化を来しましたが、血管腫の赤みがかなり改善されましたので、患者さんにもそれなりにご満足いただけた様子でした。

今後、リスクを軽減しながら、治療効果を上げるための工夫をもっともっとして行きたいと、気持ちを新たにしております。

それでは、また!

クリニックのホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
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