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症例写真です。 マラセチア毛包炎の治療 30歳代前半の男性 抗真菌剤の外用+内服剤 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、30歳代前半の男性患者さんで、マラセチア毛包炎の治療について触れて見たいと思います。

この患者さんは、カウンセリングの際、他院でニキビ治療を受けて来られたようで、なかなか良くならないと仰っておられました。
汗を良くかく若い方に良く見られるマラセチア毛包炎ですね。

原因は、真菌に分類されるマラセチア・フルフルという名前のカビが、毛穴(毛包内)に感染して増殖することにより起こって参ります。
治療は、抗真菌剤の外用をまず行います。
塗り薬のみでは効果が弱い場合には、抗真菌剤の内服を併用することもあります。

この方の場合、全体で治療期間は5か月半ほどかかりました。
治療前半は、外用剤のみで対応ましたが、途中から内服剤も追加でお出ししております。

 治療前 2008年3月26日




                              


 治療後 2008年9月12日

DSCN5759-20080912.jpg

マラセチア毛包炎が治まった後の炎症後色素沈着に対してもご相談を受けましたので、
トラネキサム酸(トランサミン)と漢方薬の処方を行いまして、徐々に色素沈着につきましても改善させることができました。

ところで、マラセチア毛包炎は、オリーブオイルを摂りすぎると悪化することが分かっておりますので、患者さんにもこの点を注意して頂くようお伝えしております。

また、ジャンルの違う抗真菌剤を2剤混和して使用して頂くと効果が倍増しますので、重症の方には、2剤を混和して処方することも行っております。

他に、汗がマラセチア悪化の大きな原因となりますので、汗をかいた後のシャツの着替えやシャワーにかかって清潔にして頂くことをお勧めしております。

マラセチア毛包炎の特徴的な自覚症状としましては、独特の散布疹の他に、軽いかゆみを伴うという事があります。
この点も問診で、患者さんにお尋ねするようにしております。

正確な確定診断は、顕微鏡検査によるマラセチア・フルフルの確認という事になります。

当院では、マラセチア毛包炎をなるべく速く・確実に治して差し上げ、治った後の再発を予防する観点から、原因と予防をコンパクトにまとめたパンフレットを必ず患者さんにお渡しするようにしております。

「敵を知り己を知らば百戦危うからず」ということで、患者さんにもマラセチア毛包炎の病態を良く知って頂くことが何より大事と考えております。

それでは、また!

クリニックのホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
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