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症例写真です。育毛治療×3年 40歳代前半の男性 フィナステリドの内服+ミノキシジルの内服+外用、亜鉛酵母の内服+その他+その他

今回は、育毛治療について症例写真をご覧に入れたいと思います

40歳代前半の男性患者さんです。治療開始後、3年経過した状態が2枚目の写真となります。

元々、前頭部から頭頂部にかけて軟毛化が生じておられましたので、いわゆる男性型の脱毛症(AGA)ということになります。
AGAは、
AndroGenetic
Alopecia
の略称です。

思春期以降の男性の進行性の脱毛症を総称して、AGAという略語で言い表す慣わしとなっています。

AGAという用語が最初に耳にしましたのが、もうかれこれ20年近く前となります。
アメリカで、男性型脱毛症に有効性があるというFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可が下りて、プロペシアという薬剤が世界に先駆けて発売となりました。

そのプロペシアの発売と同時に、男性型脱毛症(AGA)という言葉が同時に全世界に発信されたんですね。
男性ホルモンの一種であるDHTS(ジヒドロ・テストステロン)を抑制すれば、発毛効果がはっきりと認められるとする論文が発表されたのは、さらに10年以上前なんですが、その後、長い動物実験と人体に対する臨床試験をクリアして初めて、プロペシアが製品化されました。

 治療前 2012年8月3日

DSCN5791-1.jpg


                              


 治療後 2015年7月22日

DSCN3290-2.jpg

今回は、折角ですから、プロペシアの歴史をちょっと振り返ってみたいと思います。
少々長くなりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

当院が開業した18年前が、アメリカにおけるプロペシアの発売時期に重なります。
当院では、開業直後からこのプロペシアに注目し、薄毛の患者さんへの使用を開始致しました。

その当時、プロペシアは、日本では、まだ認可されておりませんでしたので、輸入業者さんを通じて厚生労働省に輸入許可証を申請しました。
医師免許証のコピーを添付して、輸入してまで患者さんに使用するための理由書も書きましたね。

プロペシアの効果は、それはそれは目を見張るものがありましたね。
先行発売のミノキシジルと併用すれば、「毛髪再生」という夢のようなことが、実現することが徐々に分かって来ました。

日本でプロペシアが発売になったのは、それから5、6年後のことです。
これで、個人輸入しなくて済むと、心より安堵したことを今でも良く覚えております。

そうこうするうちに、月日が流れまして、今度は、日本でのプロペシアの特許期限が過ぎたんですね。
さらに、12~3年の月日が経ったことになります。

すると、堰を切ったようにプロペシアの後発品が世に出回るようになりました。
一般名である「フィナステリド」と称する、後発品が4社から立て続けに発売となりました。

もうこうなると、AGA治療が当たり前のようになって、昔のようなありがたみが却って薄れてきたりします。

もっと早く生えないでしょうか?
保険で出してもらえないんでしょうか?
もっと安くならないんでしょうか?
もっと良い薬は無いんでしょうか?

それこそ、患者さんの欲望は尽きません・・・。

その欲望を満たす新しい薬が、厚生労働省の認可が下りて今年の夏から新発売となっています。
「ザガーロ」という名前の新薬です。

当院でも、患者さんへの処方を開始しております。
効果は、「プロペシア」より確かに優れている様に感じております。

一説には、ザガーロは、プロペシアより1.6倍ほど有効性が高いとするデータも出ているようです。
特に、ザガーロは、前髪に有効性が高いとされています。

悪玉ホルモンのDHTS(ジヒドロ・テストステロン)はT(テストステロン)から、2系統の順路で作られて行く事が分かっております。
Ⅰ型とⅡ型の経路があるんですね。

従来のプロペシアは、Ⅱ型の経路をストップさせて悪玉ホルモンのDHTSをできにくくしておりました。
が、もう1経路のⅠ型が生き残っていますので、一部DHTSができてしまっていたと言うことになります。

新薬のザガーロは、残りのⅠ型の経路もⅡ型と同時にストップさせることができるますので、悪玉ホルモンのDHTSがまったくできないということになります。

悪玉ホルモンのDHTSは、毛根の細胞分裂を抑制し毛が育ちにくくさせる憎きホルモンですから、ザガーロを飲んで完全にDHTSを除外してやれば、プロペシアよりさらに毛髪が太く濃くなります。

ザガーロは、プロペシアより副作用が少しは頻度が高いと言われております。
リビドーの低下(性欲減退)や精液量の減少、勃起不全、射精障害が10人に一人ぐらいの割合で現れます。
乳房障害(乳房の腫れや痛み)は、100人に一人以下の割合で現れるようです。

男性の生殖能力への影響は、知られておりませんが、精子の数や精液量を減らしたり、精子の運動能を弱めてしまう可能性があります。

ザガーロには、こう言った副作用がございますので、できればすでにお子さんを設けられている状態で、妊活が終了されている男性にこそ、ふさわしい薬剤と言えるかも知れません。

今後、育毛・発毛に関する新薬がまだまだ登場するかもしれません。
しかし、一方で望まない副作用がある場合には、できるだけ患者さんに情報を公開しまして、その方にふさわしい治療メニューをご案内して行きたいと考えております。

それでは、また!

クリニックのホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
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