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症例写真です!ロアキュテイン(イソトレチノイン)の内服×1ヵ月半 20歳代後半の男性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、強い脂性肌の患者さんで、膿疱型のニキビが繰り返し出来てしまう男性患者さんの治療について触れて見たいと思います。

患者さんは、20歳代後半の男性の方です。
おなじみビタミンA誘導体の一種のロアキュテインを、一か月半に渡り内服して頂きました。

一錠あたり20mgなんですが、皮脂が落ち着くまでは一日一錠ずつ内服して頂き、皮脂が落ち着いた後は二日に一回一錠の内服に減量して頂きました。
内服量をその方の肌質にあう方法で増減量することで、速く目的とする到達点に達することができますし、逆に粘膜の乾燥がひどくならずに気持ち良く日々を過ごして頂くことができます。

皮膚の乾燥程度がどの程度起こっているかを知るには、唇の乾燥の程度が非常に良いバロメータとなります。

すなわち、唇の乾燥が進み過ぎてリップクリームを塗るだけでは縦にひび割れを起こしたりして、普通に日常を過ごせないとなりますと、それは皮脂腺の活動を抑制し過ぎている(ロアキュテインが効きすぎている)という、判断となります。

このロアキュテインの内服量の加減は、個人差がすごく大きいので、患者さんご自身の感じ方に合わせて頂いた方が、医師が一義的に投与量を指示するよりもよほどうまくいくと考えております。

 治療前  2014年11月8日

IMG_0474-1.jpg


                           


 治療後  2014年12月27日

IMG_1255-2.jpg

2枚目の写真が、ロアキュテインの内服開始後1ケ月半後の写真です。

いつもの通り、肌の改善ポイントを列挙してみたいと思います。

①過剰な皮脂で肌がテカテカに光っておられましたが、治療後は程よい皮脂量に落ち着いたおかげでしっとりした肌質に改善しています。
②口周りの膿疱型の治りにくいニキビが治って、ほぼ平らになっています。
③頬と鼻に過剰皮脂のよるもともとありましたデコボコが、治療後は改善して目立たなくなっています。
④大きく開いておりました頬の毛穴が縮小し、肌のキメが改善しております。
⑤頬やこめかみの辺りに散在していた新規ニキビが、ほとんど見当たらくなっています。

と、言う感じでしょうか?

ロアキュテインの内服は、こういった肌質の方には打ってつけの治療となります。
皮脂腺が過形成を起こしておられる方が、ロアキュテインを内服されますと、皮脂腺が萎縮しボリュームがウンと減ります。
内服期間にもよりますが、通常20週間の内服で皮脂腺のボリュームは5分の1~10分の1くらいに減少しているだろうことが、その後の皮脂の分泌量を観察していると推察できます。

一旦良くなったあと、完全に治療をストップしてしまいますと半年から1年で徐々に皮脂量は増えて参りますが、短期間の休薬でまったく元通りにぶり返してしまった言う方はまだ経験したことがございません。

この治療を受けられる患者さんには、20週間の標準治療が終わった後は、メンテナンス療法としまして、週に一錠もしくは2錠くらいのペースで内服を続けて頂くよう提案させて頂いております。

一年以内の妊娠を予定されている方を除いて、こういった維持療法を続けて頂くことで、あぶら症としつこいニキビでお悩みの方が晴れて解放されることと思います。

ロアキュテインの内服自体は、決して、軽症のニキビ治療に第一に選択すべきお薬ではございませんが、生まれつき皮脂腺が過形成を起こしておられる特殊な体質(肌質)をお持ちの方には、非常にquality of lifeを引き上げてくれる有力な治療法のひとつだと思っています。

それでは、また!

クリニックのホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
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