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注入療法;ジュビダーム・ビスタについて ~ボリューマXCが新発売になりました~

前回は、東京で3月に開催されましたアラガン社の講習会参加について触れました。
今回は、その内容について書いてみたいと思います。

まず、一枚目のイラストですが、老化について一目で分かる形状の変化が示されております。

①恐ろしいことですが、骨格が溶けて吸収され損失しています。さらに、後退しているんですよ!
②次に、皮下脂肪が減少して薄くなり、さらに下垂してたるみが生じています。
③筋肉は、部分的に肥大し盛り上がって、柔軟性が失われて硬くなり拘縮(ひきつれ)が起こっています。
④皮膚は、薄くなり伸びて下垂しています。かつ、弾力性が失われてしわの多い潤いの少ない皮膚に劣化してしまっています。

アラガン注入blg1

以上、老化のメカニズムについて端的に述べてみましたが、実に恐ろしい響きが感じられてなりません。
骨が溶けて吸収されるとか、骨自体が重力に引っ張られて下垂するとか・・・。
実は、ひと昔前(ほんの10年か15年前)までは、老化による顔面の骨変化については、それほど注目されておられませんでした

まず、オープニングでこのイラスト写真をお示ししたのには理由があります。
それは、ずばり老化によるしわやたるみに対して、しわそのものに着目しているだけでは、もはや不十分だと言うことを自分自身思い知らされということを、まず皆様にお話ししておきたかったからです。

次の棒グラフですが、美容治療を求められた患者さんの中でアラガン社が行ったアンケート調査の結果が記されています。
一番多い訴えが、キメ・毛穴の開き・くすみ・しみと言った症状です。
2番目が法令線が気になる・浅くしたいという訴えです。
3番目が目の下のクマですね。これには、くぼみや色素沈着の両方が含まれるかと思います。
4番目が顔の輪郭→つまりは頬のくぼみやたるみが含まれているかと思います。
5番目がずばり頬のたるみですね。
6番目以降は、目じりのしわ(カラスの足跡)と眉間のたてジワ、2重アゴと口周りのしわと続きます。

アンケートblg1


それで、次の円グラフについての説明ですが、加齢に伴って骨量が体も顔も減少することをご存知でしたか?
という質問です。
そして、骨量の減少が、しわやたるみの原因であることを知っておられましたか?
という質問が続きます。

回答は、NOと言われた方が7割前後もいらっしゃって、しわ・たるみの原因が骨量の減少であると
気付いておられない方がほとんどでした、という内容を示しています。

アンケートblg2

そこで、治療法と治療材料の説明となります。
減少した骨量を補うことが大事で、その材料となるのが、ボリューマXCという新しいヒアルロン酸と言うことになります。

ボリューマblg2
ボリューマblg3

下図のように減少した骨量を補うべき部位がポイントごとにアルファベットと数字で表記されております。
①こめかみ部分
②頬骨部分
③法令線部分
④マリオネットライン部分
⑤下あご部分
⑥下唇の下方部分
と言う風に、効果的な注入部位を非常に細かく設定がなされています。
cは、chin(下あご)
chは、cheek(頬)
eは、eyebrow(眉毛)
tは、temporal(側頭部)
nlは、nasolabial fold(鼻唇溝=法令線)
mは、marionette line(マリオネット・ライン)
のそれぞれ略号です。

施術部位blg


今回の東京での講習会は、2回目となりますが、口周りの注入を特に念入りに行う必要があると言う内容でした。
ディマイオ先生というアルゼンチンの先生が、講師役で、英語と日本語の同時通訳で講演が行われました。

そのディマイオ先生ですが、口周り特に下あごの周囲を念入りにfaundationして下さい、ということを強く訴えておられました。
恐らく、患者さん本人だけでなく施術ドクター自身も骨量の減少分を低く見積もっていることを懸念されておられたのだと思います。

ディマイオ先生は、口周りだけで3~6本のボリューマXCが必要だと仰っておられました。
事実、それだけの注入を行いますと、口周りのハリが出て10年~20年前はそうだったんだろうなと言う顔貌を取り戻されている感じが致しました。

イラストは、6-point Chin という名前で、6箇所に付き念入りに注入を行い、かつての瑞々しさとハリを再現できる魔法のテクニックが披露されています。

下顎部blg


ここからは、実際の症例写真となります。
ディマイオ先生がお示しになられた注入ポイントを、的確に行った方の術前後の写真です。

改善ポイントは、
①法令線が浅くなっています。
②マリオネット・ラインが浅くなっています。
③アゴ先が、シュッと前に出ています。
④頬の下あたり(下顎角部分)のくぼみが改善しています。
⑤頬骨辺りがハリが出て、全体的に丸みを帯びています。
⑥不整を来していた輪郭が、綺麗に整っています。
⑦こめかみのくぼみがふっくらとして、丸みを帯びています。
⑧目の下のくぼみが改善して、ふっくらと丸みを帯びています。
と言った、感じでしょうか?

ジュビダームビスタ症例blg1

お二人目の方ですね。
改善ポイントは、
①法令線が浅くなっています。
②両頬がのラインが、シュッと細くなって引き締まっています。
③口周りのハリが出て、マリオネットラインが消えています。
④アゴ先が、シュッとスマートになっています。
⑤横顔の輪郭が整い、綺麗な一本のラインを形成しています。
⑥下顎のたるみが取れて、2重アゴが改善しています。
⑦両頬が引きあがり、ハリのある丸みを帯びた頬となっています。

ジュビダームビスタ症例blg2


次に3人目の方ですが、改善ポイントは、
①法令線が浅くなって、部分的に消えてまっ平らになっています。
②マリオネットラインが、浅くなっています。
③両頬が高くなって張りが出ています。
④あごの辺りが引き締まり、シャープになっています。
⑤アゴ先が、シャープになり前にシュッと出ています。
⑥口周りのハリが出て、特に下唇の下の横一線のくぼみが消えて平らになっています。
⑦フェイスラインの不整が整って綺麗な一本の輪郭となっています。
⑧頬の下あたりのたるんだ皮膚が上に引き上げられたるみが減少しています。
と言った感じでしょうか?

ジュビダームビスタ症例blg3


最後に、4人目の方です。
改善ポイントですが、
①輪郭部分が少し改善しています。
②頬の真ん中辺りが高くなっています。
③法令線とマリオネット・ラインはあまり改善してないですね・・・。
④下顎~首にかけてのたるみが、少し少なくなっています。
⑤下まぶたのくぼみが、少し浅くなっています。
⑥全体的に改善度合いが小さいように思います。
⑦注入した量にもよりますが、もっと劇的に改善した写真をご覧に入れたいと思いますが、
皮膚の性情や骨格・余剰皮膚の多寡・皮下組織の多い少ないにより、この方のように結果が出にくい方が、
ごく一部ではございますが、いらっしゃるのはいらっしゃいますね・・・。

ジュミダームビスタ症例blg4

今回は、ヒアルロン酸のニューフェイス、ボリューマXCを用いたリフトアップとしわ治療について、その目的と原理について
イラストをご覧に入れながら説明させていただきました。

使用しました症例写真は、アラガン社提供の写真で、北里大学形成外科の佐藤英明先生が施術されたものです。
この場を借りて、アラガン社と佐藤先生に謝意を示したいと思います。
貴重な症例写真をご提供くださいまして、誠に有難うございました!

それでは、また!

のホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
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