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症例写真です!女性の手荒れ ステロイド外用剤+亜鉛華軟膏の重層法+密封療法 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

今回は、手荒れの症例写真の第二弾をお届けします!

患者さんは、20代の美容師さんをされておられる女性の方です。

アフターの写真が治療開始2か月後になっておりますが、2か月間かかってやっと治ったという訳ではないんです・・・。
非常に言い訳がましいのですが、一旦良くなって、薬が切れて再発して来たので、追加の治療を求めて来院されました。
たまたま2回目の来院が2か月後で、一旦すっかり良くなった後で少し再発してしまっていたということです・・・。

美容師さんという手に関しては非常に過酷なお仕事をされている方ですから、再発は起こってきがちではあります。

再発してきたとはいえ、初診の時と比べると手の甲の皮疹が、かなり良くなっていたので、あえてアフターの写真として撮影させて頂きました。

 治療前  2014年7月2日



                                        

 治療後約2か月 2014年8月29日  

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 治療前  2014年7月2日

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 治療後約2か月 2014年8月29日  

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ブログで手荒れの記事を取り上げましたところ、ひどい手荒れでお困りの患者さんがドンドコいらっしゃいます。
皮膚科を何軒も周りましたが、なかなか治らないんです・・・なんて、おっしゃる方が結構多かったりします。

中には、九州の佐賀県は唐津市から、大阪の当院までわざわざいらっしゃった方もおられます・・・。
唐津市からの患者さんは、建築関係のお仕事をされている男性でした。

その方曰く、皮膚科に5~6軒行きましたが、手荒れが一向に良くならないんですと。
ネットで調べたら、大阪で手荒れを治すのが得意という医院があったので、はるばる来ましたと。

診察室で、この男性といろいろお話しをさせて頂いたところ、唐津市は日本で一番黄砂がひどいところだそうです。
来られた時期は、今年の6月頃でしたので最も黄砂がひどい時期と一致しておりました。

建築関係のお仕事で外でのお仕事が多い方でしたので、黄砂の影響が手荒れの大きな原因のひとつだと強く疑われました。そこで、この患者さんには、N95のマスクのサンプルをお渡ししました。今後は、厳重にマスクをして下さいね。と、お願いしました。

他に、「HANA CLEAN S」という、専用の鼻洗い器具もアマゾンで購入して使って頂くよう推薦しました。
自宅のリビングや寝室には、空気清浄器の設置もお願いしました。

黄砂なり、PM2.5なりなるべく吸わない環境作りが大切ですし、それでも吸ってしまった場合には、専用の鼻洗い器で洗い流した方がベターですよね。

それから、シャンプーの際、ご面倒ですがプラスチック手袋をして頂くこともお願いしました。
そして、プラスチック手袋のサンプルもお渡ししました。

今回の症例写真とは、別の方のお話しを長々してしまい、誠に恐縮なのですが、実は、この男性の手荒れのエピソードにいろいろ改善ポイントというか、治療上のポイントが隠されているので、あえて書き連ねております。

それは、これまで単なる手荒れと思っていた症状が、実はそうではないと僕自身は睨んでいるからです。
ずばり、中国からの黄砂やPM2.5やその他公害物質が日本に運ばれて来て、もともとアレルギー素因のあった方に手荒れが生じて、それが薬を塗ってもなかなか治らなかったり、遷延化したりしているんですね。

言い換えますと、ひどい手荒れの方の一部は、中国大陸の大気汚染が原因となっているんです!!

実は、ひどい手荒れの方に、共通する症状があります。
①もともと花粉症がある。
②ハウスダストにアレルギー症状を持っている。
③アレルギー性の結膜炎を指摘されたことがある。
等です。

要するに、アレルギー素因のある方、もしくはアレルギー素因があるもののごく軽症でご本人さんもそれと気付いておられないことも少なくなかったりするんですが、そういった方に治りにくい手荒れが起こっていることが多いという印象を受けております。

次に治療の実際ですが、漢方製剤の中からその方にあったものを選んで、それに抗ヒスタミン剤を組み合わせて処方しております。重症の方には、抗ヒスタミン剤を2剤使うこともあります。

くれぐれもステロイド剤の使用は、外用のみに留めておいて、内服までは行わないのが原則です。

後は、強めのステロイド剤の外用と亜鉛華軟膏を使った重層法+密封療法で仕上げです。
詳細は、ついこの前のブログに述べましたので、そちらの方もご参照下さい。

佐賀県唐津市の手荒れの男性の後日談ですが、遠方の方なので、僕の方から患者さんに直接電話をかけて様子を聞いてみたんですね。
約一か月後のことです。

そしたら、当初1~2週間は目立っては良くならなかったのですが、その後綺麗に治りましたよ。と、言って頂けましたぁ!
きっちり治せたという事が分かって、僕もホッとした次第です。

今回は、症例写真とは別の方のエピソードをくどくどと書いてしまいましたが、手荒れの治療に対する考え方というかアプローチの一端をご覧に入れることができたんじゃないかと考えております。

確かに、金属アレルギーのパッチテストが必要な場合もあります。
でも、最初にルーティーンで行う検査でもないんですね。
沢山の手荒れの方の診察をしておりますと、金属アレルギーから来る手荒れのパーセンテージは、それほど高くないと思っています・・・。

これまでの手荒れの治療とは少し違ったアプローチと、クドイほどの用心深さで対処すれば、たいていの手荒れを治すことができます。

最後に、手荒れが一旦治った後のケアですが、アトピーやハウスダストにアレルギー反応を示す方には、お薬の内服を一日2回だったのを、数週間は一日1回で続けて頂くことを強くお勧めしております。

また、皮脂欠乏症の方には、ヒルドイドソフトやローションの保湿剤をご使用いただき、手に薄いコーティングをして頂くことで乾燥を予防し、手荒れのぶり返しも予防できると考えております。

今回は、話があちこちに飛んでしまい、かなり散漫な文章となってしまいましたが、まあ、そんなこともあるかもしれないね、くらいの軽い気持ちで読み流して頂けると嬉しいです。

それでは、また!

クリニックのホームページへ飛ぶには、下のURLをクリックして下さい。
(医)美咲会 ふくずみ形成外科 
http://www.fukuzumi.jp/
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